本記事はNintendo Switch『ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミング』に登場するうごかせるモノノードンの特徴と使い方です。うごかせるモノノードンの呼び出し方、ポートの機能、設定の詳細、使い方の例を解説しています。
うごかせるモノノードンの特徴

呼び出すときは「モノ」→「とくしゅなモノ」→「うごかせるモノ」→「直方体/円柱/球」から呼び出します。
ポート

| ポート | ポート名 | ポートの機能 | 数の扱い |
|---|---|---|---|
| 入力 | X | 入力に応じてX軸方向にうごかせるモノを移動させる。マイナスの数ならX-方向、プラスの数ならX+方向に移動する | -100.00~100.00にクランプ |
| Y | 入力に応じてY軸方向にうごかせるモノを移動させる。マイナスの数ならY-方向、プラスの数ならY+方向に移動する | -100.00~100.00にクランプ | |
| Z | 入力に応じてZ軸方向にうごかせるモノを移動させる。マイナスの数ならZ-方向、プラスの数ならZ+方向に移動する | -100.00~100.00にクランプ | |
| 出力 | なし | なし | なし |
| れんけつ | 上のれんけつポート | 他のノードンの下のれんけつポートにつなぐと連結する。全ての下のれんけつポートとつながる | なし |
| 下のれんけつポート | このポートから他のノードンの「上のれんけつポート」に繋ぐと「れんけつ」する。れんけつすると、れんけつ先のモノにくっつく。繋げられる「上のれんけつポート」は、ヒト、クルマ、UFO、モノ、オシャレなモノ、言葉つきモノ、数つきモノ、うごかせるモノ、まわせるモノ、全てのれんけつノードン、あたまノードン、てノードン | なし |
設定

| 設定 | 説明 |
|---|---|
| モノのかたち | 形を指定する。直方体、円柱、球が指定可能 |
| ふるまい | モノのふるまいを指定する。動くはオン固定 |
| いろ | 表示する時の色を指定する。自動は自動的に決まる |
| そざい | 素材を指定する |
| れんけつのかたさ | れんけつ先にくっつく時の固さを指定する |
| れんけつ面 | れんけつ面の決め方を指定する |
| 自分のれんけつ面 | 自分の指定した面を「れんけつ先の面」にくっつける。中央・X-・X+・Y-・Y+・Z-・Z+が指定可能で、れんけつ面が「くわしく」の時だけ有効 |
| れんけつ先の面 | れんけつ先の指定した面を「自分のれんけつ面」にくっつける。中央・X-・X+・Y-・Y+・Z-・Z+が指定可能で、れんけつ面が「くわしく」の時だけ有効 |
| いどうきじゅん | 何を基準に移動させるかを指定する |
| モード | 入力された数をどう扱い、モノの動きに反映させるかを指定する |
| おおきさ | 大きさを指定する。X/Y/Zそれぞれが0.10~10.00が指定可能。単位はメートル
|
| 位置 | ゲームを実行した時やリセットした時の位置を指定する。X/Y/Zそれぞれ-100.00~100.00が指定可能。単位はメートル ※動くがオンでワールドの形がユカ・ドーム・立方体・円柱の時は、Y=0の面より下にめり込まないようYが調整される |
| 回転 | ゲームを実行した時やリセットした時の向きを指定する。X軸、Y軸、Z軸それぞれ180.00°~180.00°が指定可能 |
そざい
| 設定値 | 説明 |
|---|---|
| ふつう | 基本の素材 |
| ボヨボヨ | ゴムのようによく跳ねて滑りにくい素材 |
| ツルツル | 氷のようによく滑る素材 |
| ふわふわ | 風船のように浮かび上がる素材 |
| 無重力 | 浮くことも落ちることもない不思議な素材 |
れんけつのかたさ
| 設定値 | 説明 |
|---|---|
| ふつう | れんけつ先になるべくぴったりくっつく |
| バネバネ | れんけつ先に対してバネみたいに柔らかくくっつく |
| 180°回転 | れんけつ先に対して半球の範囲で自由に動くようにくっつく |
れんけつ面
| 設定値 | 説明 |
|---|---|
| じどう | 置いた位置と向きと大きさを元に「近い面」同士がくっつくように「れんけつ面」が決まる |
| くわしく | れんけつするとき指定された「自分のれんけつ面」「れんけつ先の面」をくっつける |
いどうきじゅん
| 設定値 | 説明 |
|---|---|
| ワールド | 入力された数をワールド座標での方向としてモノを移動させる。ワールド座標とはモノ自身やカメラの向きと関係なくワールドの方向を基準とした座標のこと |
| ローカル | 入力された数をローカル座標での方向としてモノを移動させる。ローカル座標とはモノ自身の方向を基準にした座標のこと |
| カメラ | 入力された数をカメラ座標での方向としてモノを移動させる。カメラ座標とはカメラから見た向きを基準とした座標のこと |
モード
| 設定値 | 説明 |
|---|---|
| 加速度 | X/Y/Zポートに入力された数を加速度として使う。うごかせるモノの現在速度に入力された加速度を足し続ける。入力の単位は「メートル毎秒毎秒」 |
| 速度 | X/Y/Zポートに入力された数を速度として使う。うごかせるモノが入力された速度になるように加減して力をかける。入力の単位は「メートル毎秒」 |
使い方の例

- Lの左右のスティックノードンを呼び出す
- スティックノードンをうごかせるモノノードンのXポートにつなぐ
Lスティック左右でうごかせるモノがX方向(左右)に動くようになります。
うごかせるモノの特徴についてはノードンガイドでも詳しくやっています。
以上、うごかせるモノノードンの特徴と使い方でした。
全てのノードンの一覧まとめはこちら。
ゲーム内リファレンスを参考に書いたものです。本記事に使用しているゲーム画像や著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。© Nintendo




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