本記事は『ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミング』ノードンガイド「パンチでモノをこわすしくみ」の内容まとめです。正面にあるモノをパンチで壊す仕組み、頭上にあるモノを下からジャンプして壊す仕組みを解説しています。
パンチでモノをこわすしくみ
追加条件:レッスン4のステップ7をクリアする
登場する主なノードン | |||
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モノをこわす | ヒト | モノ | ボタン |
画面にはヒトとカラフルな直方体の山。Lスティックでヒトを動かし、Yボタンで直方体にパンチすると、直方体は壊れてバラバラになります。
今回はヒトがパンチをしてモノを壊す仕組みについての解説です。
画面右には積み上がった直方体のモノノードン。壊されるモノたちですね。画面左にはヒトノードンたち。この中のモノをこわすノードンとボタンノードンの2体が、ヒトノードンのパンチにモノを壊す力を発生させています。
ボタンノードンの出力ポートはヒトのアクションポートとモノをこわすノードンに繋がっています。これはYボタンが押された時に、ヒトのアクションポートとモノをこわすノードンの両方にシグナルが入力されるということです。
- ヒトノードン:Yボタンでパンチのアクション
- モノをこわすノードン:Yボタンで触れているモノを壊す
モノをこわすノードンはヒトノードンとれんけつしています。ちょうどパンチを繰り出す位置にピッタリとくっついています。なので、Yボタンでシグナルが入力されるとヒトの前部分に触れているモノが壊されます。と同時に、ヒトはパンチを繰り出しているので、あたかもパンチでモノが壊れたように見えるのです。
モノをこわすノードンの「設定」→「ふるまい」の見えるをオンにして、モノをこわすノードンがヒトのどこにくっついているかを確認してみましょう。
ヒトの前に直方体の白いワクがくっついていますね。Yボタンが押された時にこのワクに触れているモノが壊れます。パンチという動作は演出で、実際にはボタンノードンからのシグナルでモノをこわすノードン(白いワク)がモノを壊しているのです。
下からジャンプしてモノを壊す
直方体のモノの配置を変えて、ジャンプでモノを壊すようにプログラムしてみましょう。
この状態からやることはたったの2つ。
- ヒトの「設定」→「アクション」→「やったぜ」に変更する
- モノをこわすノードンの「れんけつ面」→「れんけつ先の面」をY+に変更する
これでヒトはYボタンで片手を上げながらジャンプするようになりました。ただそれだけでは、パンチが当たっているように見えても、モノは壊れません。必ずモノをこわすノードンのれんけつ面を変えて、白いワクをヒトの頭にくっつけてください。
ヒトの頭にくっつくには、れんけつ面をZ+/Y+にします。
これでYボタンと同時にシグナルが2体のノードンに入力され、ヒトは真上にジャンプし、モノをこわすノードンは白いワクに触れたモノを壊す仕組みの完成です。下からジャンプしてブロックを壊すあの有名な仕組みですね。
以上、ノードンガイド「パンチでモノをこわすしくみ」の内容と解説でした。
3回パンチしたらモノが壊れる仕組みはこちら。
ノードンガイドの一覧はこちら。
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