本記事は『ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミング』のノードンガイドから「スティックでヒトを動かすしくみ」の解説です。スティックノードンとヒトノードンをつなぐとヒトを動かすプログラミングになるわけですが、設定とつなぐポート次第で、ヒトがあべこべに動き出します。
レッスンでやったけど忘れた、やり方を確認したいという時に、ご活用ください。
スティックでヒトを動かすしくみ
追加条件:レッスン1のステップ1をクリアする
登場するノードン | |
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スティック | ヒト |
スティックノードンはNintendo Switchコントローラーのスティックの入力を受け取り、ワイヤーを通して他のノードンにスティックの動きを伝えます。
スティックの入力はワイヤーを通ってヒトノードンに伝わります。この画像ではLスティックの左右で、ヒトが左右に動きます。L/Rスティックのどちらの動きを伝えるかは、設定画面で変更できます。
設定の「どちらのスティック?」で変更します。上の画像では「はんのうする方向」が左右で、「どちらのスティック?」がLスティックになっているので、ヒトはLスティックの左右で動くようになります。
画像のように、「はんのうする方向」を上下に、「どちらのスティック?」をRスティックに変更すると、ヒトがRスティックで上下に移動するようになるわけですが、ヒトノードンのどのポートにつなぐかによっては、あべこべな動きをするようになります。
スティックノードンの「はんのうする方向」が上下なのに、実際のヒトは左右に動き出します。これには、ヒトノードンの入力ポートが関わっています。
ヒトノードンには「前後」「左右」「ジャンプ」「アクション」の4つの入力があり、左右ポートは、入力をもとにヒトを左右に動かすためのポートです。上下のスティックノードンが左右ポートに繋がっているため、上下の操作でヒトが左右に動いていたのです。
スティックの上下の動きに合わせてヒトを上下に動かすなら、ヒトノードンの左右ポートへのワイヤーを解除して、前後ポートにつなぎなおせば解決です。
まとめ
最後にスティックでヒトを動かすしくみの要点をまとめておしまいです。
- スティックノードンとヒトノードンを使う
- スティックノードンの設定でL/Rどちらのスティックに対応させるか、どの方向へ反応するかを変更できる
- ヒトノードンは「前後」「左右」「ジャンプ」「アクション」へつながったワイヤーの入力をもとに、ヒトを動かす
- スティックノードンの設定を「Rスティック/反応を上下」にして、ヒトノードンの左右ポートにつなぐと、Rスティックの上下の動きでヒトが左右に動く
スティックノードンの設定と、ヒトノードンのどのポートにつなぐかで、コントローラー通りに動かすことも、あべこべに動かすことも可能ということですね。
以上、ノードンガイドの「スティックでヒトを動かすしくみ」の解説でした。
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