本記事は『ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミング』のノードンガイドから「モノのふるまいのきほん」の解説です。モノノードンの「ふるまい」を変更するとゲーム画面に映るモノはどうなるか、基本をじっくり見ていきます。
モノのふるまいのきほん
追加条件:レッスン1のステップ2をクリアする
登場するノードン |
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モノ |
今回登場するのはモノノードンです。ノードンガレージの空中に直方体のモノノードン。これをゲーム画面に切り替えると、直方体はすぐ床に落下してしまいます。落下しないようにするには、設定の「ふるまい」を変更します。
ふるまいの中の「動く」をオフにしたため、ゲーム画面のモノも動かなくなりました。つまり、落下しなくなりました。再びふるまいの「動く」をオンにすると、落下します。実際に確認してみてくださいね。
他のふるまいについても見てみましょう。
今度は「当たる」をオフにします。
ゲーム画面のモノは落下して床をすり抜けました。試しに落下地点に別のモノノードン(球)を置いて試すと、直方体はその球も床もすり抜けていきます。ふるまいの「当たる」をオフにすると、あらゆるものに当たらなくなるからです。
次は「当たる」「こわれる」「こわす」をオンにしてみましょう。
落下して真下の球ともども壊れました。直方体のモノが当たり、こわれると同時に、こわす設定だからです。この設定の「こわれる」をオフにしてみると、どうなるか?
落下して球に当たるものの、直方体は壊れず、球を壊すようになりました。
次は「こわれる」「こわす」をオフにします。
直方体は落下しますが、どちらも壊れず、直方体が球の上に乗る形で静止しました。
今度はふるまいの「見える」をオフにします。
直方体が消えたように見えますが、「見える」をオフのまま、「こわす」をオンにすると…
球が壊れました。目に見えないだけで直方体が画面の中にあることが分かりますね。
まとめ
最後にモノのふるまいのきほんの要点をまとめておしまいです。
- モノノードンを空中に設置して「動く」をオンにすると落下する
- 逆に「動く」をオフにすると落下しなくなる
- 「動く」をオン、「当たる」をオフにすると落下して床をすり抜ける
- 真下にモノを置き、「こわす」「こわれる」をオンにするとどちらも壊れる
- 「こわす」をオン、「こわれる」をオフにすると当たった相手だけを壊す
- 「見える」をオフにすると見えなくなるがちゃんと存在する
モノノードンのふるまいで様々なプログラミングができますね。以上、ノードンガイド「モノのふるまいのきほん」の解説でした。
ノードンガイドの一覧はこちら。
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