本記事はNintendo Switch『ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミング』に登場するモーションIRカメラノードンの特徴と使い方です。モーションIRカメラノードンの呼び出し方、ポートの機能、設定の詳細、使い方の例を解説しています。
モーションIRカメラノードンの特徴
画像 | |
---|---|
分類 | 入力 |
役割 | Joy-Con(R)のモーションIRカメラに映った明るい部分をマーカーとして表示する |
登場レッスン番号 | レッスンには登場しないハイレベルなノードン |
呼び出すときは「入力」→「モーション」→「モーションIRカメラ」です。
ポート
ポート | ポート名 | ポートの機能 | 数の扱い |
---|---|---|---|
入力 | なし | なし | なし |
出力 | うつった数 | モーションIRカメラに映った映像の明るい部分(クラスタ)の数を出力する | 0.00~16.00 |
れんけつ | なし | なし | なし |
設定
コントローラーばんごう
チェックするコントローラーを指定します。
「にんしきキョリ」が違う別のモーションIRカメラノードンが同じプログラムに置かれている時は、そのコントローラー番号を選ぶことはできません。
赤外線ライトをひからせるノードンが同じプログラムに置かれている時も、そのコントローラー番号を選ぶことはできません。
にんしきキョリ
モーションIRカメラをどのような設定で認識処理させるかを指定します。
設定値 | 説明 |
---|---|
赤外線オフ | モーションIRカメラの赤外線ライトを発光しなくする。もともと赤外線を発している物体だけを認識するようになる |
ちかくだけ/ふつう/とおくまで | 設定した距離に応じて赤外線ライトの輝度や認識の閾値(いきち)などを変えて認識処理をする |
同じ「コントローラーばんごう」のモーションIRカメラノードンには、同じ「にんしきキョリ」しか設定できません。あるノードンで「にんしきキョリ」を変更すると、同じ「コントローラーばんごう」が設定された他のノードンの設定も同時に変更されます。
↔
オンにするとマーカーの表示が左右反転します。
その他
- モーションIRカメラに映った映像の明るい部分(クラスタ)は「マーカー」としてノードンの中に表示します。マーカーはプログラム画面にだけ表示されます。スポイトノードンを使うとマーカーの表示の有無を判定できます。
- モーションIRは最大10体まで呼び出せます。
- 新しく呼び出そうとした時、同じ設定がすでに置かれているモーションIRカメラや赤外線ライトをひからせるノードンと競合する場合、呼び出すことができません。
- Switch本体に取り付けたJoy-ConではモーションIR機能は使えません。また、Joy-Con(L) 、Switch Lite本体、ProコントローラーにはモーションIRカメラがないため、このノードンは使えません。なお、Switch LiteでもJoy-Con(R)を無線接続すれば使えます。
- モーションIRカメラノードンまたは赤外線ライトをひからせるノードンを2体以上呼び出し、別々のコントローラー番号を設定すると、5本目以降のJoy-Conが無線接続できなくなります。また、先に5本以上のJoy-Conが無線接続されている状態で、これらのノードンを2体以上呼び出し、別々のコントローラー番号を設定すると、後から設定したコントローラー番号のノードンは機能しなくなります。
使い方の例
モーションIRカメラノードンを音を鳴らすノードンの再生ポートに繋ぐと、Joy-Con(R)のモーションIRカメラに手を近づけた時に音が鳴ります。
以上、モーションIRカメラノードンノードンの特徴と使い方でした。
全てのノードンの一覧まとめはこちら。
ゲーム内リファレンスを参考に書いたものです。本記事に使用しているゲーム画像や著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。© Nintendo
コメント