本記事はNintendo Switch『ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミング』に登場するカウンターノードンの特徴と使い方です。カウンターノードンの呼び出し方、ポートの機能、設定の詳細、使い方の例を解説しています。
カウンターノードンの特徴
呼び出すときは「中間」→「フラグ・カウンター・ランダム」→「カウンター」から呼び出します。
ポート
ポート | ポート名 | ポートの機能 | 数の扱い |
---|---|---|---|
入力 | 増やす | 入力された数を使ってカウントを増減する | そのまま |
減らす | 入力された数を使ってカウントを増減する | そのまま | |
リセット | 0.00以外の入力があった時にカウントをリセットする※ | 0.00か0.00以外か鑑定 | |
出力 | カウント | 覚えているカウントを出力する | 任意の数 |
れんけつ | なし | なし | なし |
※リセットされるとカウントは設定で指定した「スタートしたときのカウント」の数になります。リセットへの0.00以外の入力と、他のポートへの入力が同時に行われた場合はリセットが優先されます。
設定
設定 | 説明 |
---|---|
スタートしたときのカウント | ゲームを実行した時やリセットした時に設定したい数を指定する。-1000~1000を指定できる |
モード | カウントした数の扱い方を指定する※ |
カウントはんい | カウントを覚えておく数の範囲を指定する。モードが「制限なし」のときは無効。-1000~1000が指定できる |
カウントするタイミング | どんなタイミングでカウントするかを指定する※ |
※詳細は以下。
モード
設定値 | 説明 |
---|---|
制限なし | カウント範囲を制限しない |
はんい制限 |
カウントはんいの下限以上~上限以下の中でカウントが増減。カウントが範囲外になると範囲内に収まるように切り捨てる (例)カウントはんいが0~10の時、 |
ループ |
カウントはんいの下限以上~上限未満の中でカウントがループする。カウントが範囲外になると範囲内に収まるように、あふれた分をループさせる (例)カウントはんいが0~10の時、 |
おうふく |
カウントはんいの下限以上~上限以下の中でカウントが往復する 往復するためカウントが増減する方向が状態によって異なる。増やすはすすむ、減らすはもどるという意味になる。カウントはんいの上限を上回るときや、下限を下回るときには、順方向・逆方向状態が逆転する。リセットポートに入力があると、カウントが「スタートしたときのカウント」にリセットされると同時に、順方向状態になる |
カウントするタイミング
設定値 | 説明 |
---|---|
0から変わったしゅんかん |
0.00以外が「増やす」「減らす」に入力された瞬間に、一度だけ、以下の数をカウントに足したり引いたりする ・入力された数が-1.00以上0.00未満なら-1.00 |
0以外のときずっと | 「増やす」「減らす」に入力された数をそのままカウントに足したり引いたりする |
使い方の例
- Bのボタンノードンを呼び出し設定→押した瞬間にする
- ボタンノードンをカウンターノードンの増やすポートにつなぐ
- カウンターノードンを数つきモノノードンにつなぐ
以上の仕組みで、Bボタンを押した回数が、ゲーム画面に表示されるようになります。
カウンターノードンが数をカウントする仕組みは、ノードンガイドでも詳しくやっています。
以上、カウンターノードンの特徴と使い方でした。
全てのノードンの一覧まとめはこちら。
ゲーム内リファレンスを参考に書いたものです。本記事に使用しているゲーム画像や著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。© Nintendo
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