本記事はNintendo Switch『ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミング』に登場する速度センサーノードンの特徴と使い方です。速度センサーノードンの呼び出し方、ポートの機能、設定の詳細、使い方の例を解説しています。
速度センサーノードンの特徴
| 画像 | ![]()  | 
|---|---|
| 分類 | モノ | 
| 役割 | このセンサーの移動速度を出力する | 
| 登場レッスン番号 | レッスンには登場しないハイレベルなノードン | 

呼び出すときは「モノ」→「センサー」→「速度センサー」から呼び出します。
ポート

| ポート | ポート名 | ポートの機能 | 数の扱い | 
|---|---|---|---|
| 入力 | なし | なし | なし | 
| 出力 | X | センサーの移動速度を調べ、そのXを出力する。単位は「メートル毎秒」 | 任意の数 | 
| Y | センサーの移動速度を調べ、そのYを出力する。「メートル毎秒」 | 任意の数 | |
| Z | センサーの移動速度を調べ、そのZを出力する。「メートル毎秒」 | 任意の数 | |
| れんけつ | 下のれんけつポート | このポートから他のノードンの「上のれんけつポート」に繋ぐと「れんけつ」する。れんけつすると、れんけつ先のモノにくっつくが、連結先の速度ではなく、このセンサー自身の中心の移動速度を出力する。繋げられる「上のれんけつポート」は、ヒト、クルマ、UFO、モノ、オシャレなモノ、言葉つきモノ、数つきモノ、うごかせるモノ、まわせるモノ、あたま、てノードン | なし | 
設定

| 設定 | 説明 | 
|---|---|
| センサーのかたち | 形を指定する。直方体、円柱、球が指定可能 | 
| ふるまい | モノのふるまいを指定する。「見える」「てノードンでつかめる?」かオン/オフ可能。「当たる」「動く」「こわれる」「こわす」はオフ固定。「当たった/こわれたときに音を鳴らす?」は鳴らさない固定 | 
| れんけつ面 | れんけつ面の決め方を指定する | 
| 自分のれんけつ面 | 自分の指定した面を「れんけつ先の面」にくっつける。中央・X-・X+・Y-・Y+・Z-・Z+が指定可能で、れんけつ面が「くわしく」の時だけ有効 | 
| れんけつ先の面 | れんけつ先の指定した面を「自分のれんけつ面」にくっつける。中央・X-・X+・Y-・Y+・Z-・Z+が指定可能で、れんけつ面が「くわしく」の時だけ有効 | 
| センサーきじゅん | どこを基準としてセンサーの処理を行うかを指定する | 
| おおきさ | 大きさを指定する
  | 
| 位置 | ゲームを実行した時やリセットした時の位置を指定する。X/Y/Zそれぞれ-100.00~100.00が指定可能。単位はメートル | 
| 回転 | ゲームを実行した時やリセットした時の向きを指定する。X軸、Y軸、Z軸それぞれ180.00°~180.00°が指定可能 | 
れんけつ面
| 設定値 | 説明 | 
|---|---|
| じどう | 置いた位置と向きと大きさを元に「近い面」同士がくっつくように「れんけつ面」が決まる | 
| くわしく | れんけつするとき指定された「自分のれんけつ面」「れんけつ先の面」をくっつける | 
センサーきじゅん
| 設定値 | 説明 | 
|---|---|
| ワールド | ワールド座標系での速度を出力する | 
| ローカル | センサー自身のローカル座標系での速度を出力する | 
| カメラ | カメラ座標系での速度を出力する | 
使い方の例

- モードを速度にした球のうごかせるモノノードンを用意する
 - 左右のスティックノードンをうごかせるモノノードンにつなぐ
 - うごかせるモノと速度センサーノードンをれんけつする
 - 定数ノードンをBGMノードンの再生ポートにつなぐ
 - うごかせるモノのXポートをBGMノードンの再生ポートにつなぐ
 
スティック操作で動く球が、速く動くほど、BGMの再生速度もあがる仕組みです。
以上、速度センサーノードンの特徴と使い方でした。
全てのノードンの一覧まとめはこちら。
ゲーム内リファレンスを参考に書いたものです。本記事に使用しているゲーム画像や著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。© Nintendo

  
  
  
  

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