Nintendo Switchに本格的なゲームプログラミング体験ソフト『ナビつき!つくってわかるはじめてゲームプログラミング』が発売されるぞーーー!
ゲームは自分で遊ぶのも、実況プレイを見るのも好き。繊細に散りばめられた伏線が怒涛の勢いで回収されていくストーリー展開に夢中になったり、フレンドとぎゃーぎゃー騒ぎながらアホプレイに終始して夜を明かしたり。
時には、自分で作ってみたいと思ったり。
そんな「自分でも作ってみたいな~」というささやかな願望を、難しいお勉強やコードを書く作業なしで、体験させてくれるのが『ナビつき!つくってわかるはじめてゲームプログラミング』なのだそうです!
プログラミングはちんぷんかんぷんな私でも出来るということなので、どんな内容なのか、チェックしながらまとめていきます。
任天堂の開発室から生まれたプログラミングソフトって
『ナビつき!つくってわかるはじめてゲームプログラミング』について調べると、まずババーンと出てくるのが、「任天堂の開発室から生まれました!」という宣伝文句。
物凄い権威を感じる一方で、なんだか難しそうな印象を受けますね。
誰でもつくってあそべる、ゲームプログラミングを体験してみませんか?
本作では、既存のプログラミング言語ではなく、独自のキャラクターを使ったオリジナルのプログラミング体験ができるそうで、楽しみながらプログラミング的思考に触れようという趣旨のゲームです。
プログラミング言語を学ぶのではなく、プログラミング的思考に触れられるソフト。プログラミング言語を学ぶわけではないという点は、最初に確認しておきましょう。
だとしても、本当に誰でもゲームが作れるのかしら?
ナビつきレッスンで手取り足取り
本作にはナビゲーションに沿ってゲームを完成させていく「ナビつきレッスン」と、レッスンで身に付いた知識を使って自由にゲームを作る「フリープログラミング」の2つのモードがあります。
まずは「ナビつきレッスンで」で基礎テクニックを身に着けるところから始めましょうか!
ボブのナビに従ってゲーム制作
ナビつきレッスンでは、「ボブ」というぴょんぴょん跳ねる小さなナビゲーターの指示に従って、ゲーム制作を進めて行きます。
このボブちゃんがもうめちゃくちゃ親切で、
ボブ「Lスティックを左右に動かしてみてください!」
ボブ「左右を選んでください!」
ボブ「それではゲーム画面へ行って確認してみましょう!」
ボブ「おみごと!」
こんな感じで、プレイヤーが見なければいけない箇所へ移動しながら、具体的に指示してくれるんです。これならプログラミングが分からなくても、ゲームが下手でも、うまく進めていけそうです。
それに、ちゃんとゲームが完成すると、ボブとノードンたちが褒めちぎってくれるんですよね~。承認欲求まで満たされて、気持ちよくレッスンが進んでいきます。
ノードンを繋いでプログラミング
ゲームプログラミングって難しいコードを書かないといけないんでしょ?と思うじゃないですか。ところが、『ナビつき!つくってわかるはじめてゲームプログラミング』では、その必要なし。
ノードンという不思議な生き物を繋げるだけで、ゲームが動き出すんです。
例えば「スティックノードン」と「ヒトノードン」。
- スティックノードン:スティックの様子を伝える
- ヒトノードン:人をゲーム画面に出して動かす
この2つのノードンを繋げると、スティックの傾きに合わせて、ヒトが動き出します。他にも、「タッチしたらノードン」と「エフェクトノードン」を繋げると、画面タッチで爆発が発生!
ナビと一緒にゲーム制作を進めて行くと、様々なノードンが登場して、プログラミングで出来ることもどんどん増えていきます。名前だけで何の役割を持つのかピンと来るノードンも多いですが、正しく接続しないとゲーム画面はピクリとも動いてくれません。
どのノードンを使うか?どうつなぐか?問題解決のために順序だてて考えるようになります。これが、プログラミング的思考を養うということなのですね。
初めは仕組みを覚えるのが難しく感じるかもしれませんが、レッスンに登場したノードンは、「ノードンガイド」で詳細を見ることができます。
ノードンの特徴と一覧まとめはこちら。
レッスンは7つ用意されている
1つのレッスンで1つのゲームを作成します。エキサイトレーシング、3Dアスレチックワールド、2人対戦おにごっこバトル、コロコロボール、エイリアンシューティング、GO!GO!アスレチック、謎解きの部屋の7つのゲームです。
エキサイトレーシング
3Dアスレチックワールド
2人対戦おにごっこバトル
コロコロボール
エイリアン シューティング
GO!GO!アスレチック
謎解きの部屋
レッスンごとに用意されたステップをクリアして、ゲームの完成を目指しましょう!あくまで目安ですが、1つのレッスンは約40分~90分ほどでクリアできます。
また、レッスンとレッスンの間には、腕試しできるチェックポイントが設置されています。レッスンを通じてどれくらいプログラミング術が見に付いたか、ノードンを使ったパズルを使ってチェックしましょう!
7つのレッスンと全てのチェックポイントを終える頃には、ゲーム制作の楽しさを知り、作ってみたいアイディアがわーっと頭に噴き出してきているかもしれませんね!
ナビつきレッスンまとめ
- やること1まずはナビに従って
指示通りに動かしてみよう!
- やること2ノードンとノードンを繋げよう
ノードンはそれぞれ特徴が異なるよ!繋げることでプログラミングされ、ゲーム画面が動き出すよ!
- やること3レッスンでゲームを作ろう
ステップに沿ってゲームを完成させていくよ!全部で7つのレッスンが君を待つ!
- やること4チェックポイントで腕試し
レッスンとレッスンの間には、ノードンを使ったパズルが用意されているよ!身に着けたプログラミング術でクリアしよう!
レッスン内容を見ていると、「意外と簡単にゲームが作れるかもしれない」という気持ちになってきました。個人的には、3Dアスレチックワールドと謎解きの部屋のゲームを作ってみたい!
フリープログラミングでオリジナル制作
ナビつきレッスンでプログラミングの仕組みが分かったら、もう1つのモード「フリープログラミング」に挑んでみましょう。自由な発想で1からゲームを作ることができるモードです。
作りたいゲームジャンルを選んで、いろんなノードンを使って、BGMも自分好みに自由に設定。さらに、なななななんと、自分で描いた絵を、キャラクターや背景に設定できるんです!!!
凝り出したら時間が無限に溶けていくやつですよ、これは!
完成したゲームは公開できる
完成したオリジナルゲームは2つの方法で公開できます。
- ローカル通信で近くの人に公開
- ゲームIDを取得してインターネットで公開
近くの人へは、インターネット通信なしで自作ゲームを送ることができます。※インターネット通信を使った公開には、Nintendo Switch Online(有料)への加入が必要です。
Nintendo Switch Onlineで利用できるサービスと料金プラン比較はこちら。
作ったゲームを公開する方法はこちら。
製品情報
タイトル | ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング |
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プレイモード | TVモード、テーブルモード、携帯モード |
プレイ人数 | 通常:1人 ローカル通信:2~8人 インターネット通信:1人 |
対応コントローラー | Nintendo Switch Proコントローラー |
セーブデータお預かり | 対応 |
対応ハード | Nintendo Switch |
メーカー | 任天堂 |
対応言語 | 日本語,英語,フランス語,ドイツ語,イタリア語,スペイン語,韓国語,オランダ語,中国語 (簡体字),中国語 (繁体字) |
発売日 | 2021年6月11日 |
CERO | 教育・データベース |
価格 | ダウンロード版:2,980円(税込) パッケージ版:3,480円(税込) |
公式サイト | 公式サイトへ |
- インターネット通信プレイは、作ったゲームを公開/もらうに対応しています。通信対戦要素はありません。
- ローカル通信でゲームを公開/もらうには、Switch本体と同じ数の本ソフトが必要です。
- TVモードでのプレイ時は、USBマウス操作に対応しています。
- Nintendo Switch Liteでは、フリープログラミングモードの一部の機能でJoy-Con(別売)が必要なものがあります。
パッケージ版の価格が違う理由
パッケージ版には「ノードンふりかえりカード」が付いています。ゲームを遊んでいない時でも、ノードンたちの機能や使い方を確認できるカードです。「マイニンテンドーストア」にて単品販売もされています。ダウンロード版を購入したけど、ノードンのカードも欲しい場合は、単品購入がおすすめです。
発売日は2021年6月11日。単品価格は500円(税込)。在庫があるうちにお早めにご予約ください。詳細はこちら。
最後に
ゲームプログラミング的思考に触れられる『ナビつき!つくってわかるはじめてゲームプログラミング』。
プログラミング言語を学ぶことはできませんが、どのノードンを繋げばゲームを動かせるか考えることで、想像力が豊かになり、何かを作りたいという好奇心を、大いに刺激してくれるゲーム内容になっていますね。
公式サイトによると、大人が遊べるのはもちろんのこと、個人差はあるものの小学1年生のお子様からでもゲームが作れるそうです。早いうちから、プログラミング的思考に触れさせたいという場合にも、このゲームは最適と言えそうです。
以上、遊びながら本格的なゲーム作り体験【ナビつき!つくってわかるはじめてゲームプログラミング】の紹介でした。
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