本記事は『ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミング』ノードンガイド「ゲーム画面がついてくるしくみ」内容まとめです。
ゲーム画面がヒトを追いかける仕組み、ヒトから大きく遅れてカメラが追いかける設定方法、別のモノを追いかける繋ぎ方を仮設しています。
ゲーム画面がついてくる
追加条件:レッスン4のステップ1をクリアする
登場する主なノードン | |
---|---|
ゲーム画面 | ヒト |
オシャレなモノ | スティック |
ゲーム画面の真ん中にヒトノードン。スティック操作でヒトを左右に動かすと、ゲーム画面も一緒についてきます。ヒトを真ん中にとらえて追いかけてくる画面。どのようなプログラムになっているかというと。
左右のスティックノードン、ヒトノードン、ゲーム画面ノードンの3体。ヒトノードンとゲーム画面ノードンはれんけつで繋がっています。
れんけつとは、2つのモノがピッタリくっつくこと。なので、ゲーム画面はピッタリとヒトにくっついてきていたというわけです。
このれんけつポートのワイヤーを解除すると、ゲーム画面はヒトを追いかけなくなります。
追従率に変える
ヒトとゲーム画面をれんけつすると、ゲーム画面がヒトの動きに合わせてついてくることは分かりました。次は、ゲーム画面ノードンの追従率を変えて、画面が後からヒトを追いかけるように動かしてみましょう。
まずは水平追従率。左右の追いかけ方を設定します。
- 数が小さいほど動きの遅れが大きくなる
- 数が大きいほど動きの遅れがなくなる
試しにすごく小さい数字、0.05にしてみます。
水平追従率0.05の場合、ゲーム画面が大きく遅れてヒトを追いかけるようになります。ヒトが立ち止まってからゲーム画面が追い付くまで、ちょっとの間があります。
反対に水平追従率を最大の1.00にするとどうなるか。
ゲーム画面はピッタリとヒトを追いかけ、ヒトが止まるとゲーム画面もすぐ止まるようになります。
以上のように、追従率の設定でゲーム画面の追いかけ方を変えることができるんですね。
別のモノを追いかける
ゲーム画面とヒトのれんけつを解除して、空中高い場所に設置した宝箱のオシャレなモノとゲーム画面をれんけつしてみましょう。
これでゲーム画面は空から落ちてくる宝箱を追いかけて動くようになります。ヒトを動かしてもゲーム画面は動かず、宝箱をセンターに映し続けます。宝箱を押すと、それに合わせてゲーム画面も動きます。
追従率を変えて、画面の追いかけ方も変更してみましょう。宝箱は上から落ちてくるので、上下方向の追いかけ方である上下追従率を変えます。
この上下追従率を0.05にするとゲーム画面はどうなるか。
落ちる宝箱をゲーム画面がゆっくりと追いかけるようになります。上下追従率も数が小さいほど動きの遅れが大きく、数が大きいほど動きの遅れがなくなります。
れんけつと追従率を使えば、特定のモノを画面に映し続けたり、少し遅れて追いかけるようにしたり、素敵な演出ができるようになります。
以上、ノードンガイド「ゲーム画面がついてくるしくみ」の内容と解説でした。
ノードンガイドの一覧はこちら。
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