本記事はNintendo Switchソフト『ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミング』のフリープログラミングで使える「画面にモノがついてくる」仕組みのしくみデータが配信されているお知らせと仕組み解説です。
自動スクロールする画面に、スコアやルールをずっと表示したい時などに使えます。
画面にモノがついてくる
タイトル | 画面にモノがついてくるしくみ |
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ゲームID | G 001 GL1 4HN |
プログラマーID | P 001 1Y1 0WB |
プログラマー | はじプロこうほうしつ |
ノードン | 9/512 |
ワイヤー | 6/1024 |
しくみデータは「フリープログラミング」の「インターネットでもらう」から、Gで始まるゲームID、またはPから始まるプログラマーIDを入力してダウンロードしてください。
ゲームをもらう方法はこちらの記事で確認できます。
※しくみデータは「はじプロ広報室(ナビつき!つくってわかるはじめてゲームプログラミング)」が配信しているデータです。
Switch本体の「ゲームニュース」→「チャンネルを見つける」→「はじプロ広報室(ナビつき!つくってわかるはじめてゲームプログラミング)」から、はじプロ広報室のニュースを見ることができます。
ネタバレ解説
画面にモノがついてくる仕組みのプログラム全体です。ゲーム画面ノードンに囲まれている範囲が、実際にゲーム画面に映る範囲です。
今回はゲーム画面の中にノードンを設置せず、あたまノードンを使ってゲーム画面に文字(数字)を表示しています。
画面に数字だけ表示する
- 数つきモノノードンの設定→ふるまいの見えるをオフにする
- 何も描いていないテクスチャノードンを用意する
- テクスチャノードンと数つきモノノードンをれんけつする
ふるまいの見えるをオフにした数つきモノに透明のテクスチャを貼りつけると、ブロックが消えて数字のみを画面に表示することができます。透明のテクスチャとは、テクスチャノードンを呼び出したままの状態で使うことです。
透明のテクスチャノードンを使ったちょっとした裏技です。他にも、見えるをオフにした言葉つきモノノードンに透明のテクスチャを貼りつけても、同様に文字だけが表示されます。
位置を調整する
あたまノードンとモノノードンのれんけつポートを使って、ゲーム画面のちょうど良い位置に数を表示します。あたまノードンを使うと、カメラの位置をモノにくっつけて移動させることができるようになります。
- ふるまいの見えるがオフのモノノードンを用意する
- モノノードンのれんけつ面をZ-/Z+にする
- あたまノードンとモノノードンをれんけつする
- モノノードンと数つきモノノードンをれんけつする
重要なのは、数つきモノとあたまノードンの間にモノノードンを挟み、3体を連結すること。モノノードンの「ふるまい」の見えるをオフにし、れんけつ面をZ-/Z+にすることです。
表示される文字の高さを下げたい時は、モノノードンの「おおきさ」の「Y」を小さくします。数を大きく表示したい時は、数つきモノを大きくして、モノノードンのおおきさのYで高さを調整します。
自動でスクロール
自動スクロールの仕組みはナビつきレッスンのレッスン3でもやりましたが、一応おさらいしておきましょう。
- 設定が0.01の定数ノードンを用意する
- 定数ノードンをカウンターノードンの増やすポートにつなぐ
- カウンターノードンをゲーム画面ノードンのXポートにつなぐ
これでゲーム画面は右方向に自動で進むようになります。さらに、カウンターノードンを数つきモノノードンに繋ぐことで、カウンターノードンがカウントする数を画面に表示させています。
以上、「画面にモノがついてくる」のしくみデータが配信されているお知らせと仕組みの解説でした。
今回登場した主なノードンの詳細確認はこちら。
登場した主なノードン | |
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テクスチャノードン | 数つきモノノードン |
モノノードン | あたまノードン |
最初に配信されたしくみデータはこちら。
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コメント
はじプロってマジで何でも作れる(*’ω’*)