本記事は『ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミング』のフリープログラミングで、画面タッチでピアノの鍵盤を弾く仕組みを作ってみたです。初めてのフリープログラミングで何をしていいか分からないという時に、取っ掛かりとして作ってみるのにちょうど良い難易度のプログラミングです。
画面タッチで鳴る鍵盤づくり
使用するノードン | |||
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まずは鍵盤作り。ゲーム画面ノードンの中に、縦に長い直方体のモノノードンをピッタリ並べます。設定のふるまいは、見える・当たるだけオンし、色は白を選択。
これでゲーム画面に白い鍵盤が出現しました。
次はタッチで音が鳴る仕組み。入力からタッチしたらノードンを呼び出し、モノノードンと同じ大きさに調整し、ピッタリ重ねます。タッチしたらノードンの設定は「このノードン」です。そのノードンの内側をタッチした時だけシグナルが出力されます。
お次は出力から音を鳴らすノードンを呼び出し、タッチしたらノードンと音を鳴らすノードンの再生ポートを繋ぎます。音を鳴らすノードンの設定は「ピアノ」→「ド」です。
一番左のノードンの場所をタッチするとピアノの「ド」が鳴るようになりました。残りのモノノードンにもそれぞれタッチしたらノードンを重ね、それぞれ音を鳴らすノードンの再生ポートと繋ぎます。
最初の白い鍵盤の全てに音が割り当てられ、タッチ操作で簡単な演奏ができるようになりました。
次は黒い鍵盤を作って、#の音を設定してみます。白い鍵盤のモノノードンをコピーして少し小さくし、設定の色を黒に変更してから配置します。この時、一度、上から視点に切り替えて、黒い鍵盤のモノノードンたちを、白い鍵盤より少し前に出るよう位置をズラすと、よりピアノらしい見た目になります。
タッチしたらノードンは10点までのタッチを認識する仕様です。それも踏まえて鍵盤を増やす、または減らしてください。
完成
簡単なプログラミングでピアノの鍵盤ができましたね。鍵盤を画面タッチするとピアノのドレミが鳴ります。完成までおよそ30分。
最後に
最後に画面タッチでピアノを鳴らす仕組みの要点をまとめておしまいです。
- 直方体のモノノードンを鍵盤として使う
- モノノードンの設定→ふるまいは見えると当たるだけオン
- タッチしたらノードンをサイズ調整してモノノードンに重ねる
- タッチしたらノードンの設定は「このノードン」
- 音を鳴らすノードンの再生ポートにタッチしたらノードンを繋ぐ
- 残りの鍵盤も同じ要領で音が鳴る仕組みを作っていく
簡単な曲なら画面タッチで弾くことができます。以上、フリープログラミングで画面タッチでピアノを鳴らす仕組みを作ってみたでした。
落下してくるモノをタイミングよく叩いて音を鳴らす音ゲーム・リズムゲームの簡単な作り方はこちら。
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