本記事は『ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミング』ノードンガイド「レッツダンス!ヒンジれんけつノードン」内容まとめです。
ヒンジれんけつノードンを使ってモノを回転させる仕組み、回転する幅を指定する方法、指定の角度でモノを固定する設定を解説しています。
ヒンジれんけつを使って回転させる
追加条件:レッスン4のステップ4をクリアする
登場する主なノードン | ||
---|---|---|
ヒンジれんけつ | モノ | 定数 |
画面左にはUFO、画面右には球と直方体がくっついたモノがあります。このモノは今は空中に固定されていて、UFOで押してもびくともしません。
今回はこのモノの直方体が球を中心にクルクルと回るようにする仕組みを解説します。
プログラム画面の左側にはUFOを操作する仕組みとワールドノードン。画面右には直方体のモノと、球のモノと、ヒンジれんけつノードンがいます。直方体のモノをクルクル回すには、直方体と球のモノノードンの「れんけつ」を解除して、正しくつなぎ直す必要があります。
直方体と球のれんけつを解除し、2つのモノの間にヒンジれんけつを挟んでれんけつする。
ヒンジれんけつノードンを2つのモノの間に挟んで連結することで、連結したモノが回るようになります。
この直方体と球は、球が動かない設定になっているので、球を中心に直方体がクルクルと回るようになりました。
回転の範囲を設定
ヒンジれんけつノードンの設定から回転する範囲を設定できます。
ヒンジれんけつの「はんい」とは、モノがどれだけ回転するか、回転する角度の範囲です。左のつまみが-180、右のつまみが180の場合、くるんくるんと180°回ります。
これを-45.00~45.00に変更してみましょう。
直方体の回転する範囲が狭くなり、45°の角度まで回って止まるようになります。
モノを斜めにくっつける
ヒンジれんけつはモノを回すだけじゃなく、「はんい」を凄く狭くすることで、モノを斜めにくっつけることができます。例えば、左のつまみを45.00、右のつまみを45.00にすると、45°ピッタリにしかならなくなります。
直方体と球は斜めにくっつき、UFOで押しても動かなくなりました。角度が45°で固定されているからです。
数を入力して角度にする
ヒンジれんけつノードンの入力ポートにシグナルを送ると、入力された数を角度として、モノを回転させます。定数ノードンを呼び出して試してみましょう。
- 定数ノードンの数:90.00
- ヒンジれんけつのはんい:-180.00~180.00
以上の設定で2体のノードンを繋ぐとどうなるか。
直方体は90°回転した状態で固定されました。90は定数ノードンがヒンジれんけつに入力している数字です。数を入力すると、その数を角度としてモノがくっつくようになるんですね。
モノの間にヒンジれんけつを挟めば、180°クルクル回すこともできるし、指定した角度でピッタリと固定することもできるというわけです。
以上、ノードンガイド「レッツダンス!ヒンジれんけつノードン」の内容と解説でした。
ノードンガイドの一覧はこちら。
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