本記事はNintendo Switch『ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミング』に登場するワールドノードンの特徴と使い方です。ワールドノードンの呼び出し方、ポートの機能、設定の詳細、使い方の例を解説しています。
ワールドノードンの特徴
呼び出すときは「モノ」→「ワールド」から呼び出します。ワールドノードンは1ゲームあたり1体だけ呼び出せます。
ポート
ポート | ポート名 | ポートの機能 | 数の扱い |
---|---|---|---|
入力 | なし | なし | なし |
出力 | なし | なし | なし |
れんけつ | 下のれんけつポート | このポートから他のノードンの「上のれんけつポート」に繋ぐと「れんけつ」する。テクスチャノードンとだけ繋がり、ワールドの床や壁にそのテクスチャを貼りつける | なし |
設定
設定 | 説明 |
---|---|
ふるまい | ワールドに当たったモノを壊すかどうかを指定する。「こわさない・こわす」が指定可能で、「こわす」の横の詳細ボタンで壊す対象を指定できる |
おおきさ | 大きさを指定する。
X/Y/Zそれぞれ1~200が指定可能。単位はメートル |
ワールドでモノがこわれる速度 | ワールド内の全てのモノに対し、壊れる速度を指定する。指定した速度以上で「こわす」「こわれる」がオンのモノ同士が当たった時にモノが壊れる。0.00~100.00が指定可能で、単位はメートル |
※ワールドの「おおきさ」とは別に、ワールドには「端」があります。X/Y/Zのそれぞれ-409.6メートル~409.6メートルより外側にモノがはみ出した場合、そのモノは消滅します。壊れるわけではないので、「モノがこわれたしゅんかんノードン」などは反応しません。
ワールドのかたち
ワールドのかたちを指定します。なし、球、ユカ、ドーム、直方体、円柱が指定できます。
ワールドのみため
ワールドのみためを指定します。ふつう、しばふ、タイル、きんぞく、すなが指定できます。
ワールドのライト
ワールドのライトと天球を指定します。ひる、ゆうがた、よる、くらやみ、うちゅうが指定できます。
くらやみは完全に真っ暗になります。エフェクトノードンの「ライト」で一部を照らしたり、ワールドノードンの「モノのみため」をネオンにしてモノ自体を光らせたりできます。
ワールドのそざい
設定値 | 説明 |
---|---|
ふつう | 基本の素材 |
ボヨボヨ | ゴムのようによく跳ねて滑りにくい素材にする |
ツルツル | 氷のようによく滑る素材にする |
モノのみため
ワールド内の全てのモノの見た目を指定します。
設定値 | 説明 |
---|---|
ふつう | 標準的な見た目 |
きんぞく | 光を良く反射するツヤツヤの金属のような見た目 |
ネオン | モノ自身が光を放っているような見た目 |
使い方の例
ワールドノードンの設定から「ワールドのかたち」を「なし」にすると、床を消すことができます。
西部劇のような夕日の角度
- スティック操作で動くヒトノードンを用意する
- ヒトノードンの設定→ふるまいの見えるをオフにする
- カメラノードンとヒトノードンをれんけつする
- カメラノードンの設定は水平追従率0.50、上下追従率0.35、カメラ画角120.00
- ワールドノードンの設定→ワールドのライトを夕方にし、太陽の方角-130、太陽の高度22にする
西部劇のような夕日の世界になります。カメラは一人称視点です。
以上、ワールドノードンの特徴と使い方でした。
全てのノードンの一覧まとめはこちら。
ゲーム内リファレンスを参考に書いたものです。本記事に使用しているゲーム画像や著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。© Nintendo
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