本記事は『ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミング』のノードンガイド「イリュージョン!?モノワープ」の内容まとめです。モノワープ入口・モノワープ出口ノードンを使って、ヒトやモノをワープさせる基本を解説しています。
モノワープの基本
追加条件:レッスン2のステップ7をクリアする。
登場する主なノードン | ||
---|---|---|
モノワープ入口 | モノワープ出口 | スティック |
ヒト | オシャレなモノ | – |
画面の左右にリング。この2つのリングはワープゲートになっていて、右のリングに入ると左のリングにワープします。反対に、左のリングに入ると、何も起こりません。このワープゲートは右から左への一方通行となっています。
どういう仕組みかノードンガレージを見てみましょう。
ヒトノードンとスティックノードン。これはゲーム画面のヒトを操作するための仕組みです。次に斜めに置かれた2つのオシャレなモノノードン。この2つはワープゲートに置かれたリングです。以上のノードンたちはワープの仕組みには関係ありません。
ワープを作っているのは、オシャレなモノノードンと重なっている、モノワープ入口ノードンとモノワープ出口ノードンの2つです。
- モノワープ入口:チェックしている対象が触れた時に亜空間に飛ばす
- モノワープ出口:モノワープ入口に入った対象を亜空間から出す
モノワープ入口が出口へとモノをワープさせているというわけです。
★モノワープ入口の設定
設定の「何をチェックする?」に注目。ここに設定されたモノだけをワープさせます。今は「ヒト」をチェックしているため、ヒトが触れると亜空間に飛ばされます。
★モノワープ出口の設定
出口の設定には「何をチェックする?」がありません。モノワープ入口に入ったモノを何でも亜空間から取り出すからです。
もし、このモノノードン出口がいなかったら、入口に消えたものはどこに行くのか?そのモノは入口に入ったままになります。ワープ出口がないと出て来れません。ゲームからの完全消滅です。
ワープIDについて
モノワープ入口・出口の設定には、「ワープID」というものがあります。IDはAからHまで。好きなIDを使用することができますが、このワープIDが同じものに設定されている入口と出口が繋がるのです。
例えばワープIDがAとBの入口と出口がいるとします。
- モノワープ入口(A)→モノワープ出口(A):ワープする
- モノワープ入口(A)→モノワープ出口(B):ワープしない
同じIDを持つ入口と出口だけが繋がります。
複数のモノワープ入口を設置して、全てのワープIDをAにした場合には、全ての入口(A)がモノワープ出口(A)に繋がります。どこから入っても、出口は1つです。
一方、複数の出口に同じIDを付けることはできません。
最後に
最後にイリュージョン!?モノワープの要点をまとめておしまいです。
- モノワープ入口からモノワープ出口にワープできる
- 出口がないとワープしたモノは消滅したままになる
- 入口と出口は同じワープID同士がつながる
- 複数のモノワープ入口から1つの出口にワープできる
- 複数のモノワープ出口に同じIDを付けることはできない
以上、ノードンガイド「イリュージョン!?モノワープ」の解説でした。
モノワープ入口・出口を使ったステージ作りの例はこちら。
ノードンガイドの一覧はこちら。
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