本記事はNintendo Switch『ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミング』に登場するゲーム画面ノードンの特徴と使い方です。ゲーム画面ノードンの呼び出し方、ポートの機能、設定の詳細、使い方の例を解説しています。
ゲーム画面ノードンの特徴
呼び出すときは「モノ」→「ゲーム画面とカメラ」→「ゲーム画面」から呼び出します。ゲーム画面ノードンは1ゲームあたり1体だけ呼び出せます。他のカメラ関連ノードンと同時には呼び出せません。
ポート
★入力ポート
ポート名 | ポートの機能 | 入力された数の扱い |
---|---|---|
X | 入力された数だけX方向に移動する。単位はメートル | -1000.00~1000.00にクランプ |
Y | 入力された数だけY方向に移動する。単位はメートル | -1000.00~1000.00にクランプ |
Z | 入力された数だけZ方向に移動する。単位はメートル | -1000.00~1000.00にクランプ |
★出力ポート
なし
★れんけつポート
ポート名 | ポートの機能 |
---|---|
下のれんけつポート | このポートから他のノードンの「上のれんけつポート」に繋ぐと「れんけつ」する。れんけつすると、れんけつ先のモノを追いかけるようにゲーム画面が移動する。 繋げられる「上のれんけつポート」は、ヒト、クルマ、UFO、モノ、オシャレなモノ、言葉つきモノ、数つきモノ、うごかせるモノ、まわせるモノだけ。あたまノードンとてノードンを含むれんけつグループとは繋げられない。 |
設定
設定 | 効果 |
---|---|
水平追従率 | れんけつ先や、入力ポートによる移動先にどれだけの割合で追いつくかを指定する。0.00の時は追従せず、1.00の時は即座に移動先が反映される。0.00~1.00が指定できる |
上下追従率 | れんけつ先や、入力ポートによる移動先の上下位置にどれだけの割合で追いつくかを指定する。0.00の時は追従せず、1.00の時は即座に移動先が反映される。0.00~1.00が指定できる |
カメラ画角 | カメラに映す範囲の水平角度を指定する。10.00~120.00が指定できる。単位は「°」 |
視点 | ゲーム画面を映すカメラの向きを指定する。横から視点、上から視点が指定できる |
大きさ | 映す範囲の大きさを指定する。X/Yの比率は固定。 ・X:1.60~32.00 ・Y:0.90~18.00 が指定できる。単位はメートル。 ゲーム画面ノードンの位置での大きさであり、それよりカメラ位置に近いところは狭い範囲が、遠いところは広い範囲が実際のゲーム画面に映し出される |
位置 | ゲームを実行した時や、リセットした時の位置を指定する。X/Y/Zそれぞれ-100.00~100.00が指定できる。単位はメートル |
使い方の例
ステージを作る
ゲーム画面ノードンの囲いの中に、直方体のモノノードンを使って、床と壁を作るとステージが完成します。
床下に隠し部屋/隠し通路
2段の床を作り、上段の床に穴ができるようモノノードンを設置します。ゲーム画面ノードンの設定→視点を「上から視点」に変更すると、床下に隠し通路/隠し部屋がある床の完成です。
床下を潜って次のステージに進む仕掛けを作る時などに使えると思います。
ゲーム画面の使い方については、ノードンガイドでも確認できます。
以上、ゲーム画面ノードンの特徴と使い方でした。
全てのノードンの一覧まとめはこちら。
ゲーム内リファレンスを参考に書いたものです。本記事に使用しているゲーム画像や著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。© Nintendo
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