本記事は『ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミング』ノードンガイド「ずらせ!スライドれんけつノードン」の内容まとめです。くっついた2つのモノの片方をスライドさせる方法、スライドした状態で固定する方法を解説しています。
モノがスライドする仕組み
追加条件:レッスン4のステップ5をクリアする
登場する主なノードン | ||
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![押すと左右にスライドするモノ](https://puromin.com/wp-content/uploads/2021/08/ずらせ!スライドれんけつノードン-2.jpg)
画面には2人のヒトと、青の直方体と赤の円柱を組み合わせたモノがあります。Lスティックで左のヒトを、Rスティックで右のヒトを操作して直方体を押し合うと、直方体はスライドして動きます。
プログラム画面でモノがスライドする仕組みを見てみましょう。
![2つのモノを連結して片方をスライドさせる仕組み](https://puromin.com/wp-content/uploads/2021/08/ずらせ!スライドれんけつノードン-3.jpg)
スライドする仕組みは画面中央の3体、直方体のモノノードン、Xのスライドれんけつノードン、円柱のモノノードンによって作られています。通常、モノをれんけつする時は、モノとモノを直接れんけつしますが、2つのモノの間にスライドれんけつノードンを挟むことで、れんけつしたモノがスライドするようになります。
れんけつするポートも大事で、下のれんけつポートに繋いだモノに、上のれんけつポートのモノがくっつきます。今回、スライドれんけつの下のれんけつポートには球が繋がっているので、直方体が球にくっつきました。さらに球を設定で動かなくすることで、直方体だけがX方向にスライドします。
スライドする範囲を指定する
![スライドれんけつの範囲設定](https://puromin.com/wp-content/uploads/2021/08/ずらせ!スライドれんけつノードン-4.jpg)
スライドれんけつの「設定」→「はんい」からスライドする範囲を指定することができます。左のつまみが-100.00、右のつなみが100.00の場合、-100m~100mの間をスライドするということです。
この範囲を、0.00~100.00にしてみましょう。
![スライドれんけつの範囲を0~100にする](https://puromin.com/wp-content/uploads/2021/08/ずらせ!スライドれんけつノードン-5.jpg)
![範囲を0~100にした時の直方体の位置](https://puromin.com/wp-content/uploads/2021/08/ずらせ!スライドれんけつノードン-6.jpg)
直方体は左側へはスライドしなくなり、モノの中心から右側にのみスライドするようになりました。「はんい」の左のつまみを「0.00」に指定したからです。スライドできる範囲は設定から制限できるということですね。
位置をズラして固定する
例えば左右のつまみをどちらも2.00にしてみます。
![スライドれんけつの範囲2~2にする](https://puromin.com/wp-content/uploads/2021/08/ずらせ!スライドれんけつノードン-7.jpg)
![範囲2~2のときの直方体の位置](https://puromin.com/wp-content/uploads/2021/08/ずらせ!スライドれんけつノードン-8.jpg)
直方体は2mズレた位置で固定されました。ヒトが押しても動きません。
スライドれんけつに数字を入力することでも、直方体の位置をズラして固定することができます。
![スライドれんけつに定数を入力する](https://puromin.com/wp-content/uploads/2021/08/ずらせ!スライドれんけつノードン-9.jpg)
- スライドれんけつのはんい:-100.00~100.00
- 定数ノードンの数:-2.00
以上の設定で定数ノードンをスライドれんけつに繋ぐと、直方体は左側に2mズレた状態で固定されます。
![-2の定数を入力した時の直方体の位置](https://puromin.com/wp-content/uploads/2021/08/ずらせ!スライドれんけつノードン-10.jpg)
スライドれんけつノードンはモノをスライドさせるだけでなく、ズラした位置で固定もできる。ズレた位置で固定する場合、設定の「はんい」を指定する方法と、数を入力する方法の2つがあるということですね。
以上、ノードンガイド「ずらせ!スライドれんけつノードン」の内容と解説でした。
ノードンガイドの一覧はこちら。
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